少林寺拳法

そんなこんなで、全日本学生大会は日曜に終了。
最後の大会打ち上げだしってことで、カラオケでオール。…したら、風邪っぴきに。
うーん、鼻水が止まらない。鼻が通じない。

三人掛けは、出場40組ぐらいいた中の第3ラウンド。
説明すると、少林寺拳法の大会は主に2人一組、3人一組で行う演武の披露。空手みたいな試合形式じゃないです。
技を組み合わせていって、一連の攻防のパターンを6構成、例えば、上段に対して突きが来たら、これを水月返しという技で受けてから反撃〜という流れを、1パターン20秒くらいで出来るように作ります。
で、攻撃や受けの正確度、実際に緊張感のある攻防を表現する力などを見て、順位を決めていく仕組み。
東日本で強いのは、やはり日体大。これを筆頭に、国際武道大、東大、慶応大、早稲田大などが上位校。
日体大は風の速さを、武大は山のような余裕を持つ演武をする。慶応なんかは割と日体に近いのかな。東大のアクロバティックな構成は好きだが、あれに高得点を与えるのはいかがなものか。
西日本では、追手門大か関西外語。福岡大なんかも実力はある。
つーか追手門と関西外語ウメー。見た目はヤンキーっぽいのに(関係ない)。
一瞬でも予選突破なんて考えた自分がアホでした。平均点が240前後なのにあっさり270突破。ダメダコリャ。
追手門は、運用法(少林寺拳法では組み手・乱捕りをこう呼ぶ)なんかでも強かった。東大なんかは演武で上位でも、運用法には出て来ない。関西圏の大学は頻繁に交流戦もやってるって言うし、その辺が違うのかなやっぱり。
最優秀演武披露では、防衛大の団体演武(防大はこれだけはうまい。これだけは。団体演武は、6人以上で行う演武。)柔法(関節技や投げ技の総称)もさることながら、飛び足刀蹴りのシンクロと、それを構成に入れたことに歓声が。オオウ。
あと、男子三段以上の部、日体M君遊び過ぎ。後でコーチに怒られたらしいが、あれをやろうとするいたずら心はすごいと思う。
閉会式で農大名物大根踊りも見れたし、ああ、終わったんだなぁ、という感じ。