同期のN川さんの家に、同期全員お呼ばれ。栃木に行ったA治以外は全員集合の総勢11名。
やー、もうプライベートでこんなに集まる機会はないんだろうな、と思うと寂しい限り。
つーか、話には聞いてたがかなりぶっ飛んだ人達でした、N川家。
お母さんテンション高い。
当方電車だったので駅まで迎えに来て頂いたわけですが、改札過ぎてロータリーに出たら、横断幕掲げているオバさまが…。
少林寺拳法部一行さま、ようこそN川家へ」


…。


お母様ですかー!?
すげぇ。
他の同期とも一緒だったから苦大笑いしつつ車に乗せてもらったものの、一人だったら確実に一度はスルーしてた。
N川家に着くと既にホームパーチーの用意が。家にいたら確実にカップ麺飯だっただけに、本気で泪出そうだった。美味いし。
乾杯してひとしきり飲んだ後、N川パパ御帰宅。パパ上顔と声が渋い!時代劇とか出てきそう。
年賀状ライブラリを拝見。つーか、95年くらいまでは普通の家族のスナップなのに、そっから後は、全員ジャージでファイティングポーズとか、母上虎柄レオタードにN川とパパ上法衣に弟くんボクサースタイル(ほんとにプロボクサーらしい。3月入ってからカナダに留学に行ったとか)とか、写真にこだわるパパだと聞いていたが、正直ここまでと思ってなかった。
なんだかんだでダラダラと飲み続ける。

そう言えば、進路の話になった時、S木に「稲君さー、自分に特別な何かがあるとか思ってない?サラリーマンにはならねぇぜ、みたいな」とかいうニュアンスで指摘される。
図星。
ただ、そのあるのかないのか分からない「特別な何か」に人生を賭けられるほどの覚悟もない。というか、思ってるだけでホントは「そんなモンない」とも思っている。そう思ってた方が、実際になかった時のダメージが少なくて済むから。
そして、そんな中途半端なスタンスに甘んじている。楽だから。
痛い。こんなこと思っちゃうの痛い書いちゃうの痛い。
あれ。これ山月記じゃん。
己の珠に非ざることを怖れるが故に、敢えて刻苦して磨こうともせず、また、己の玉なるべきを半ば信ずるが故に、碌々として瓦に伍することもできなかった。
しかし、李徴は天分の才があったんだよなぁ。

俺も虎になるか。
がおー。

好きです、中島敦