チェーホフ

チェーホフ (岩波新書)

チェーホフ (岩波新書)

読了。
うーん、難しい。そもそもチェーホフの作品を一本も見てないのに、読売の書評に載ってたからって理由で買うのが安易。
感情からの逃避とか、簡潔な文章、とかには共感した。
しかし構造解体というか、この作品にはこの影響が見られるとか、この本の場合は「中心の喪失」が結構大きなキーワードになってくるが、こういう構造だとかいう分析や検討がよくできるなぁ、と感心してしまう。
史実の分析とかは(一応)専門だからできるが、文学についてとか、難い。
まぁ、やり方さえ分かればできるんだろうけど。
的確に評論とかできるようになりたい。




哲学書なんか読んで、現実から目を逸らしているヤツはダメ人間だ!グダグダ考える前に働け!
じゃあ俺はダメ人間でいいや。
ということで、今度の目標は「シリーズ・哲学のエッセンス」を読もうかと。