レ・ミゼラブル

行ってきました、レ・ミゼラブル。帝劇久しぶりだなー。前何見に行ったっけ。
エポニーヌ役、坂本真綾嬢。このためにこの日のチケット取ったんだよ!真綾姐さーん!!
…2階席の最後列だったから、顔まではっきり確認できず。キャストがいきなり替わってなければ、姐さんのはずなんだが…。
素晴らしい歌声でした。途中で死んじゃう役どころだけど。




で、肝心の中身の方は、
うーん、話をはしょりすぎ?かな?
まあ元々長い話だから、2時間半で全部見せるって言うのはきついんだろう。
ただ、駆け足で話を追っている感じなので、印象に残るシーンがあまりない。
全編歌い通しだったのはびっくりした。ミュージカルって、劇→歌→劇の繰り返しだと思ってたから。
バルジャンが法廷で正体を明かすところなんか、

これ見た時は泣いたけど。すごーくアッサリ。
テナルディエと、テナルディエ夫人は、劇中の緊張を緩和するのにいい役どころだったと思う。原作だともっと嫌なやつらなのだが。しかし、コゼットがテナルディエ夫人にいじめられるのを見るのは辛い。「蛍の墓」に出てくる、西宮のおばさん然り、女の子が継母の類に意地悪されてるのは見てられん。蛍の墓なら間違いなく早送りしてた。

  • エポニーヌの道化っぷりが泣けた。女性の道化は、見ていて辛い。
  • つーかマリウース!お前真中か、このヤロー!エポニーヌ利用するだけしといて、死んだら悲しんでんじゃねぇぇぇぇ!
  • アンジョラース!エポニーヌが死んだのはマリウスのせいなのに、「犠牲を無駄にするな!」とか、士気上げるネタに使うなぁ!
  • ジャベールの生き様も、またカッコいい在り方だな。

とか、思ってもしょうがないことに怒ったり、ジャベールの潔さ(最後だけだけど)に感心したりしつつ、観劇終了。
今度は岩波から出ている原作の方もきちんと読んでみよう。
今から↑のDVDも見ます。