夕凪の街 桜の国

残りの感想をば。

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

ポスト「はだしのゲン」マンガ。
や、俺がヒロシマ舞台のマンガを他に知らないだけですが。
「夕凪の街」の方は、静かな悲しみが、心を満たしてくる。特にラスト3ページは、パッピーエンドを予想していただけに、余計切なく、辛い。
はだしのゲン」は、そのラストで、主要な登場人物は広島に別れを告げて、未来を目指した。
この作品は、ゲンたちが旅立った「未来」に生きるヒロシマの人々が、広島の過去と現在を繋げる物語だ。




しかし夕凪の街だと、主人公が「腐っていないおばさんを選んで下駄を盗む」のに罪悪感を感じているが、「はだしのゲン」だと骸骨に字書いて米兵に売ったりしてるんだけど。