プロレス

父が買ってきた週プロを読む。当然橋本真也死去を中心にした構成。追悼増刊号も出ていた。
11日に、PCを起動させ、IEを開くと、ホーム指定してあるyahooのトップページが現れる。何気なくチェックしようとしたニュース一覧。
「ウソォ!?」
久しぶりに素の感情が飛び出していた。まさか…。
親子揃ってプヲタときている家の食卓が、鎮魂の酒を傾ける場になったのは言うまでもない。
橋本の試合で最も印象に残っているのは、やはり新日を舞台に小川直也と繰り広げた、4度に及ぶ死闘だ。
裸締めに敗れた初対決、失神KOで雪辱を果たした第2戦、シュートを仕掛けられて無残に散った第3戦、そして引退を賭けた第4戦。全てが、強烈なインパクトを受けた。
垂直落下式DDTは、まさに必殺の威力を持つように感じられものだった。
肩を治せば、必ず、もう一花咲かせていた筈だ。まだ40歳。
無数に捧げられている言葉の群れの中に、自分もまた、言葉を一つ加えたい。
破壊王橋本真也よ、安らかに。