げんしけん

やられた。始まったときは馬鹿にしていた。頑なに見なかった。中途半端にリアルを描かれるより、迸るくらいのギャグにしてもらう方が、自虐的だが慰められた。
だからアフタヌーンでも、ラブやんを読んでいた。
が、オギーを見て転向してしまった…。ツンデレは良いよね。
「最近の展開はラブコメ」とか言われるが、良いじゃないか。笹×荻、いいよ。笹原は個性薄い分いわゆる「主人公」としての感情移入のし易さというか、依代にするにはちょうどいい入れ物だし。
…でも今連載分で展開されてるようなフラグ立っても、何もできそうもない俺は、やっぱヘタレ。頑張れ笹原。身悶えするようなオチを見せてくれ。
斑目の春日部さんへの恋とかも良かった…唯一許容できないのは、田中と大野さんくらいか。
田中は、普段からヲタって感じがあまりしないしな。唯一の本領発揮は3巻くらいだし…。
大学内での青春群像とか、ヲタの自意識過剰な日常行動とか、心当たりあり過ぎるんですが。特に後者。
劇中作品の「くじびきアンバランス」も、芸が細かい。

げんしけん(1) (アフタヌーンKC)

げんしけん(1) (アフタヌーンKC)

から
げんしけん(6) (アフタヌーンKC)

げんしけん(6) (アフタヌーンKC)

まで。7巻がブックオフで見つからん。
一巻一巻感想付けたいけど、面倒なので気が向いたら。