げんしけん

オギーに惚れて買い始めたげんしけんも、ついに最終巻…と思ってたら、なに?9巻出るの?
連載しない意味がよく分かりません。ペース決められるのは嫌ってことなのか。
荻上と笹原が無事くっ付いて終わりと思いきや、多摩動物園デート話とオギーのトラウマ克服話が描き下ろされてました。描き下ろしはいいけど、笹×荻にスポット当てすぎなのでは…いくら笹原が主役といっても。あ、そのための9巻か。
笹原に告白されたときのオギーの反応や、8巻でもそこここに出てくるオタク心理が一々心に当たって痛いです。でもここで踏み出した笹原はすげぇな。笹原カッコ良いよカッコ良いよ笹原。
個人的に心に残ったのは、以前に同じシチュエーションで展開された斑目と咲の話。同じシチュ、繰り返される会話、なかなか良い雰囲気、「今なら言えるんじゃねーか?あの時言えなかったことも」…が、斑目の口を突いたのは「四年間お疲れ様でした」という言葉。
「余計なこと言わなくて良かった〜」胸を撫で下ろす斑目





…あれ?俺いつの間にマンガのネタにされたんだ?



というくらい分かりまくる。

げんしけん(8) (アフタヌーンKC)

げんしけん(8) (アフタヌーンKC)