イブニング

雑誌のレビューは久しぶりだな。
少女ファイトもやしもん。今回は、この注目している二つのマンガにかなりでかい動きがあった。掲載誌を舐めるように読んでいると、どうしても単行本に対するありがたみがなくなってしまうので、「アフタヌーンはともかく、イブニングは我慢するか…」と思っていたのに、結局購入してしまうことに。



単行本が9月21日に発売になるようです。ウワーイ。
練が唯一、「友達」と呼ぶ隆子が、人の弱味を立てにミチルを陥すような、とんだ策士だったことが判明したのが先月のこと。隆子から逃げるため、学に告白するミチル。
ここまで読んでると、隆子もミチルもどうしようもないのだが、その泥沼な状況を冷静に捌く学がスゴい。
髪を切って過去と決別した辺りから、なんだかやたらと格好良いセリフを放ち、友人を見守り、問題を乗り越える手助けをする。まさに黒曜谷の大黒柱。もやしもんで言うと「安心できる存在」?そうか、これは学に萌えるマンガだったのか!
ミチルも学に心が向きかけていることでもあるし、練を巡る三角関係にも意外と早い段階でケリが着きそうな感じ。いや、良いカップルになるよホント。いつか番外編で、デートシーンとか描いてくれないかな。
ところで、学がミチルを助けたことで、隆子の問題ってかなりの部分解決してるような。




自分の注目しているマンガが、同じ掲載月にどちらもニヤニヤさせてくれる展開だと、非常に得をした気分。
大学マンガの先達「動物のお医者さん」のように、もやしもんも恋愛関連には触れない*1ものだと勝手に決め付けていた。でもなんだかそんなでもない雰囲気。
冒頭の回想を見る辺り、こりゃ龍太にも復活の伏線があるのか?と思ったが、そんなことでもないのか。春祭の件があるだけに、美里が接近するのは分かるけど…これはヘタレた龍太と、しっかりした美里って対比で、フラグ立ってるのか。
慣れないながらも必死な美里と、動揺しまくる遥がとても良い感じ。というか、「デートのとき、手も握ってくれない男の〜」という、武藤との会話はここに繋がってくるのか知らん。それなら美里−遥ってラインは確定だと思うのだが。
あと今回も菌の出番が少ない気がします。

*1:動物のお医者さんでも特になかったわけではないが、主要登場人物同士が恋に落ちるようなことはなかった。