ZOO KEEPER

ZOOKEEPER(1) (イブニングKC)

ZOOKEEPER(1) (イブニングKC)

ZOOKEEPER(2) (イブニングKC)

ZOOKEEPER(2) (イブニングKC)

ZOOKEEPER(3) (イブニングKC)

ZOOKEEPER(3) (イブニングKC)

全然取り上げてる人がいねぇよ…orz
イブニングは、ギャグ以外はどれもかなりの良作が揃っているから困る。山女壁女、喰いタン警視正 椎名啓介はドラマ化、もやしもんはアニメ化、餓狼伝はゲーム化。ヘルプマンだって、ドラマ化するには良いネタだと思うし…。
なのに、なぜマイナー誌なのか…。
いや、イブニングの愚痴じゃなくて、レビューするのはZOO KEEPER
動物園のマンガって、意外とこれが初めてなんでは…と思って調べたら、「ぼくの動物園日記」ってマンガがあった。
しかしザッと探って出てきたのがこれだけということは、やはりポピュラーな題材でないようだ。「動物と人間」てのは、割とネタの宝庫だと思うんだけどなぁ。
チンパンジーの投石で女の子がケガ」とか、現実でもこんな事件が起こっているが、このマンガの冒頭でも、逃走したチンパンジーが人を傷付けてしまい、その結果射殺されてしまう。
動物園とは何か?人間が動物を飼う意味とは?動物園の抱える問題は?アクのある飼育員と、その上に立って更に一癖も二癖も持つ「クマ園長」に翻弄されながら、新米飼育員として奮闘する楠野香也の物語。
ケチを付けるとしたら、動物好きなのは分かるとして、その一番肝心な動物の絵がチョット…。これについては、作者もあとがきマンガで「(下手とは)ずっと戦っていくとして」と言っているので、今後の画力向上に期待。毎回掲載順位が低いのが一抹の不安を誘うが、がんばって続いてほしいマンガ。