気のせいかも知れんが…

別に古いタイプの人間ではないと思う。割と緩めの道徳意識とか、今の若者なりのそういうのをモノを持っていると思う。




最近、よくパートナーや自身の、軽めの精神疾患をネタにしたエッセイ漫画が多いような気がするのだが。女性の書き手が多いようにも感じる。
「1人で抱え込んでないで、皆にもっともっと知ってもらって、嫌なイメージを変えたい」だとか、「精神疾患って、そんなに重い話じゃないよ。こんなネタに出来ることもあるんだよ」のような。
いわれのない差別意識は持っていないつもりだ。隠すのではなく、逆に明るく公表することで、負のイメージもなくなり、周囲も協力し易くなるかもしれない。
「恥」という、日本独特*1の精神構造は、ある面では閉鎖性を助長し、世間体*2を気にして、袋小路に入り込む事態を招く。




…のは分かるのだが。どうにもこれを「本にして出す」という行為に、好感を持てない。違和感は覚える。ここまで開けっぴろげに言う物か?ここまで開けっぴろげに「売る」物か?
普及率という点において、インターネットはまだまだ紙媒体に及ばないとは思うので、「このテーマ」を本にして出す、というのは、普及を図るという戦略において、決して間違ってはいない…と思うのだが。
…。いない…と思うのだが。





まぁ、なんか違うんじゃね?と言いたかっただけ。

*1:と言われ易い

*2:これも日本独特といわれるが