群青学舎
2冊買ったうちのもう1冊。金があるってことは怖ろしいね。昔はカツカツだったから、マンガを買うのも小説を買うのもギリギリまで吟味したというのに。「ちょっと気になる」くらいじゃ絶対に買わなかった。1月悩んだこともあれば、30分かけて書店まで行って1時間悩んで500円の単行本を買わずに帰ったことだってある。
まぁいいじゃん。お金あるし。
そっかー。いいのかー。
というわけで5分と悩まずに購入した。
雑誌での連載だからか、絵の技術はコダマの谷より格段に向上している。
同じくビーム連載の女性作家ということでついつい比べてしまうが、雰囲気は森先生より鋭角で、森先生よりもう少し女を前に出している感じ。特に顕著だと思うのは「白い火」。これだけはあまりに女性視点というか、受け付けなかった。
2話の「とりこの姫」から5話の「ピンク・チョコレート」までは、ひとしきり悶えてかつニヤニヤさせてくれる。
良くも悪くも、女性作家の描く女性キャラはやたらスレンダーだ。楚々とした魅力はあるが。
- 作者: 入江亜季
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2006/08/31
- メディア: コミック
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