一年の半分が終了いたしました。

変化が二つほど。
7月1日に制服が変わった。夏服になった、とかそういうんじゃなく、今まで3着までリースだったものが、病院が補助を出すから、自分で買いなさい、と。
パッと見で看護師とケアの区別が付かないので、看護師は白、ケアはブルー基調の制服で統一されることに。
もう一つは、病棟の半分の改装が始まって、職員も大体半分、患者は半数以上が他の階に移っていった。患者・職員も数が減ったので、当然勤務も、早一人、遅一人、夜勤一人。
現場も結構混乱状態。そんな日のいきなり一発目の夜勤とは。
ナースステーションから見て、向こう側はガランとして人気も無い。看護師が仮眠に入ってしまえば、ステーションにポツンと独り残される。そんなものは、今まで生きてきて1度もちゃんと見たことはないし聞いたこともないが、霊的なものに対して怖がりな自分としては、背筋と金玉がゾワゾワするような感覚を味わった。
で、またそんなときに限って鳴るんだ。ナースコールが。
しかも、滅多に鳴らない所のが。
怖くても行かなきゃならないので、恐る恐る2号前トイレへ。




…トイレの電気付いてないよー!じゃあ誰が押したー!
心臓止まりそうになるのを堪えて、2号病室を覗くと、患者さんが一人いない。
ビックリさせねーでくれー。
ドアを開けると、「いやー、なんか知らないけど開かなくなっちゃって…」と、患者さんが申し訳なさそうに出てきた。
最初っから閉まっとりゃせんがな。
第一、トイレの電気のスイッチは外にあるのに、電気消えたままでどうやって入ったんだろう。
謎。