ランキングに上がっていた「その6」を何気なく見て、一気に引き込まれ、一つ一つ追って見ていくごとに爆笑した。腹痛てー。
マンガというのは、もちろん画力も重要な要素なんだけれども、ネタを上手くネタとして料理できる力とか、絵の持つ雰囲気とか、テンポとか、パッと見では分からない部分も重要なわけで、この(あえて「マンガ」と言うが)マンガは、そういう部分の力で画力をカバーしている。
このMADに関しては、この絵じゃなきゃダメだとも思うが…。
主に扱うのは千早の貧乳ネタ。BGMの選曲、曲挿入のタイミングにもセンスが感じられる。
1〜2には「なんというシグルイ」みたいなコメもちらほら見られるが、セリフ回しや、セリフの入れ方、線の引き方などを見ていると、もうチョイ別のマンガや漫画家の影響を受けてると思うんだけどなぁ。あと作者は結構年いってる?
これはもっと評価されていい動画。でも見る人多くなると、「絵がヒドイ」的なアンチコメがわんさと付くんだろうな…。誰が見ても分かるところを、いちいちしたり顔で口に出す奴ってのは救いがたいねー。






前回のエントリでも書いた、あずささんの新曲「隣に…」の販促動画。俺が見始めたのはver.2からで、ほぼリアルタイムで作品がアップされていくのを追っていた分、ver.Finalでの完成度には感動した。
視聴者がコメントで改善点を*1出し、それに応えて作者が修正を行っていく。
一番ネックになっていたのが、ストーリー部分の、観客がざわめく音で、なかなかいいものが見つからなかったり、ガヤ音の入れ方がいまいちだったりと、作者の悪戦苦闘のあとがver.3とver.3.1に見て取れる。
それだけにver.Finalは納得の出来栄えで、ガヤ音、音響復活時のフェードイン、最後の歓声、などが改善され、高いレベルでまとまったMADとなった。
勿論、ベースとなる桃邪気Pの発想が、高い再生数の要因である。どの曲でもできそうでいて、しかし今までこういった趣向のMADが無かったことで、コロンブスの卵的な作品となった。
惜しい点を上げるとすれば、MADの出来とは全く別の話だが、週間アイマスランキングでは、恐らくわかむらPの新作を上回ることはできないというところか。全verの再生数を合算すれば十分太刀打ちできただけに…だが、視聴者とともに出来上がった作品なのだから、その進化の過程も含めて体感できたのは幸運だったなと思う。



  • スポーツ

これをスポーツと言っていいものかどうか…。
「どんな手を使ってでも、水泳男子100m自由形の世界記録より早く泳ぎたい」という企画で、(多分)低予算の中、スタッフのみならず、ロケ地のなみはやドームの職員さんたちまで動員して、松ちゃん達が考え出した方法は、



「何かで引っ張る」




舐めてんのかwwwww
とはいえ、俺も最初に出てきた案はそれだった。
最終的に、何も使用していない状態で38秒あった世界記録との差を、5秒以上縮めることに成功。しっかし、世界ってのはこの速度で水を往くのか。凄過ぎる。
本番は、松ちゃんが泳ぐ最後の1分前後から。BGMの効果もあって、初見で爆笑した。

*1:しかも前向きに、わきまえて