エマ (7) (8) (9)
- 作者: 森薫
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2006/05/25
- メディア: コミック
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「前回のレビューは〜」と思ってエントリを漁ったら、なんと2年前だった。放置し過ぎ。
本編の方は7巻で終わったわけだけど、どうにもこうにも消化不良というか、いや、まぁ、まとまってはいるんだけど。
ここまで迷走していた坊ちゃんが、漸く腹を括って、アメリカに行ったり、子爵に啖呵を切ったりしたかと思ったら、話自体が終わってしまいました。
個人的に気に入っているのが、メイドたちのお風呂シーン。や、エロス的な意味以上に。クールキャラがちょっとしたことで感情を露わにしたり、普段は厳しい教官キャラが、実は教え子を認めていることが分かったり、ブルネットのドイツ美人メイド長が、
「メイド長くらいにはなれたわ」
と言ったり。
…アデーレさん…。
…で、エレノアは?
と疑問が沸いた所に、こちらの8巻。
- 作者: 森薫
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2007/03/26
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そのエレノアの救済と双璧をなすのが先生。亡くなった旦那と万博に行くお話。ツンデレですよツンデレ。まさかのケリー先生ツンデレ嫁。また旦那が能天気な愛妻家で、この夫婦がとても微笑ましい。
買ったのは特装版の方で、これの表紙のメイドさんたちを、森先生が気合入れて超絶可愛く描いている。ああ可愛い。
そして今回購入した9巻。
- 作者: 森薫
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2007/09/25
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しかし、本当に森先生はイギリス好きだよなぁ、と思うこと頻り。愛があって、きちんと勉強しているから、当時の風俗を描いてもリアリティを感じる。
テオが主役の話では、あまりの背景の描きっぷりに苦笑い。先生、丁寧にマンガ描き過ぎですよ。嬉しいですが。
*1:あとがきを読むと、的な意味で