インド 11月18日

6:50起床。山田FBは瀕死状態だが、何とか生き延びていた。「動けそうだ」というので、宿を引き払い、リクシャを捕まえて、再度バススタンドへ。
山田FB「昨日のチケットと、払い戻しできないかな…」
hage「…うーん、無理な気がするが…」
山F「…交渉してきて」
hage「そんなに弱ってるんじゃ、強気な交渉ができ…なんつった今」
山F「…お前さんが交渉してきなさい…」
hage「……」
顔面蒼白な山田FBを見習って、思わず俺も顔を青白くしてみる。そうか、これが巣立ちの…とか言ってる場合じゃあない。山田FBが健在であればなんのかんの言って回避するところだが、これは本気でのっぴきならない状況のようだぜ…。
仕方ない。そもそも俺の英語力と交渉力じゃぁ…とウダウダ考えつつ、受付へ向かった。同じように受付へ群がるインド人たちに混じって順番を待ち、交渉開始。当然ミッションインポッシブル。
だが、神は、どうやら異国の地で途方に暮れる日本人の若僧に、手を差し伸べてくれる気になったらしい。白いひげを蓄えた、職員と思しき爺さんが近付いてきた。
英単語を絞り出し、チケットを見せる俺の様子を暫く見た爺さんは、あっちへ行きこっちへ行き、何か交渉していたが、9:00発のラクソウル行きのバスチケットと、昨日のチケットを交換してくれた。
サンキュー!!