ネパール 11月22日 その3

村から戻り、事務所に戻るとナリナさんから夕食のお誘いがあったので、これを受ける。 ベジチャーハンと、スプリングロール、モモと、それからトゥンバという粟のお酒が出てくる。 トゥンバは、粟を3週間くらい発酵させて作る酒で、竹のコップに実を詰めて、…

ネパール 11月23日 その2

昨日の飯と酒がまだ胃に残ってもたれていたので、ロータスへ行っても、トマトオニオンスープとミルクティーを飲んだだけで、食事らしい食事はパスする。 オーナーに、里子に会いに行った話を聞かれたので、デジカメで写した写真を見ながら説明する。 里子の…

ネパール 11月23日

前日、日本の習慣や文化を教えて欲しい、というウッタムさんからのお願いがあった。 ウッタムさんは、早朝自宅で日本語教室を開いていて、そこで通学前の大学生に日本語を教えている。なんだか面白そうだったのでお邪魔することに。 「突撃!隣の里子訪問」…

ネパール 11月22日 その2

タクシーが少し走ると、丘の上のちょっとした住宅街に入った。 「ブンマティ村です」 とウッタムさんが言う。 タクシーを降りると、制服姿の、浅黒い肌をした女の子が立っていた。 自分の親が里親の里子と対面…なのだが、向こうがオドオドするのはまだ分かる…

ネパール 11月22日

ロータスでブレックファストセットをかじりながら、オーナーに里親についての話を聞いた。 支援組織にもピンキリがあって、親が本当は貧しくなかったり、里子一人に対して数カ国から複数の里親を集め、組織の幹部が余剰金を着服したりする。里子の家や、通っ…

ネパール 11月21日

9:50、ホテルMy Homeへ向かう。ロビーに通され、5分ほど山田FBとくっちゃべっていると、ヘルメットを小脇に、禿頭でメガネをかけ、浅黒い顔の柔和そうな人物が現れた。 「ウッタムです」 よかった。路上の楽器売りのおっさんでなくて。 ウッタムさんは、件の…

ネパール 11月20日 その3

里親である両親の元には、定期的に、里子の学校での様子を写した写真であるとか、成績表であるとか、日本語の手紙であるとかが送られてきていた。 そして、今回この旅を企画するにあたり、いともあっさりと、 「じゃあ、そろそろ里子の養育費を送らなくちゃ…

群馬 バンジージャンプ

当初ネットで調べたところ、仙台や新潟でバンジージャンプが行われているという情報があった。しかし、やっているところがあるのは分かったが、宮城と新潟では遠過ぎる。行き帰りにフルに2日間使って、というあまり余裕のない話になってしまう。 7月後半に…

ネパール 11月20日 その2

通りから旧王宮を眺めてみると、インド的な印象をあまり受けない。むしろもっと東方の、中国寄りな建築物であると思う。 代理店でチケットを受け取って、自宅に電話する。どの電話もつながることはつながるのだが、通話ができない。 バザールは活気があって…

インド 11月20日 その2

次は、ランドリーに洗濯物を出しに行く。ランドリーと言っても日本のような、無人で機械がゴンゴン回っている店ではなくて、要はクリーニング屋、洗濯屋だ。 衣類の枚数ではなく、目方がいくらかで料金が設定されている。その店は1kg=50ルピーで、仕上がる…

群馬 バンジージャンプ

看護学校の友人SIN曰く、 SIN「看護師を志す者は、メンタルが強くなければいけない」 hage「はぁ。そうだね」 SIN「つーわけで、バンジーやりにいこ。バンジージャンプ」 hage「はいはい…はい?」 というやりとりがなされたのが、2ヶ月くらい前のお話。テス…

インド 11月20日 その1

基本的にこのインド旅行の話に関しては、当時暇のあるときに手帳に書き留めていた日記を基にしている。 三年経って未だ完結していないこの話であるが、それだけ期間が空いても、いやに詳細な描写が出てきたりするのは日記のおかげだ。 webで文章に書き起こす…

インド 11月19日 その3

また15分くらいテクテク歩き回る。というか、あんまりウロウロすると山田FBの元に戻れなくなるので、(同じ道を往復というのは大嫌いなのだが)今来たばかりの一本道をキョロキョロ見回しながら後戻り。 ようやく開いている銀行を見つけて飛び込む。 「13$両…

インド・ネパール 11月19日 その2

いやに安いと思っていたリクシャが、実はプライベートバスの予約オフィスとグルで、というのが前回までのお話。 カトマンズの知り合いのホテルに泊まるなら、料金のRs350は今払わなくてもいいと言う。どうにも胡散臭いので、バススタンドまで歩くことにした…

伊勢旅行に行って少々考えたこと。

まぁそんなに深く掘り下げられるほど知識はないし、深く掘り下げる努力をする気もないので、という予防線を一応張っておく。 神道の御本尊の侵略。 御本尊てそもそも仏教用語では?まぁいいか。 Wikipediaによれば、伊勢神宮は、 垂仁天皇(紀元前69年-70年…

東海道中膝栗毛

※:注意 この日記は少し脚色されている場合があります。とりあえず、自分の指に唾を付けましょう。 …付けた? じゃあそれを、自分の眉に塗っt(ry 14:00 内宮の前の門前町、おはらい町をぶらぶら散策する。土産物屋と食べ物屋が、道の両脇にズラーっと並んでお…

式年遷宮まであと5年です。

今回の登場人物。 hagesan:稗田阿礼的存在。…あれ、それなら筆記役がいないと…。ししゃも:大学の友人。長野県人、埼玉在住。あじっこ:大学時代の友人。東京出身・名古屋在住。 以上。 15:30 きしめん屋で、名古屋友・あじっこと、この後の作戦会議。ところが…

「俺、今度信長の野望やるときは、伊勢から始めるんだ…」

分かりにくい死亡フラグ。あ、もちろん北畠じゃなくて、エディットのオリジナル武将でな! 一応もう一つの自前日記に書いたのをこっちにも転載。 4:51 出発。まだ薄暗い上に、地元の駅は元々アレなので寂しいことこの上ない。 拝島に着いて、ここから立川行…

お陰参り

今週の三連休は大学同期のししゃもさんと、二泊三日で名古屋方面に旅に出た。赤福を食べに。 基礎看護学?の再試だったんだけど、いきなり「看護技術の構成」が頭から出てこない。 …う〜ん、自信もって書けたのはスタンダード・プリコーションくらいか。ダメ…

インド・ネパール 11月19日

夜が明けた。4:00くらいからヒンディーの宗教音楽が大音量で流れている。何の祭だろうか。祭の気配は、全然感じなかったが。仮に祭じゃないとしたら、何のための音楽なんだろうか。謎だ。 国境を越えられるのかどうかが怖い。 結論から言うと、国境は越えた…

インド 11月18日 その4

街灯がないせいで、ラクソウルのはっきりとした姿を目にすることはできない。闇の中にギラギラと光る目は、バスから降りてきた乗客を待ち構えるリクシャ引きのおっさん達だ。 到着は18時15分。追い縋ってきたリクシャのおっさんが、 「イミグレは6時で締まる…

インド 11月18日 その3

長距離を走るバスが、途中に数回休憩を挟む。ネパール方面に進んでいくに従って、街、というよりは村レベルの場所で停まる。 まだ体調の回復しない山田FBをバスに残して、村の四辻に出ている路上チャイ屋でチャイを注文する。 田舎だからか、チャイの値段も…

インド 11月18日 その2

〜前回までのあらすじ〜 なんだかんだで、バスのチケットを交換してもらったのは良かったけど、ボールペンを対価として持って行かれました。 バスは、日本国内でも走っていそうな、古いけど大型のツアーバス。 インドの交通事情は、日本国内で生きてきた人間…

インド 11月18日

6:50起床。山田FBは瀕死状態だが、何とか生き延びていた。「動けそうだ」というので、宿を引き払い、リクシャを捕まえて、再度バススタンドへ。 山田FB「昨日のチケットと、払い戻しできないかな…」 hage「…うーん、無理な気がするが…」 山F「…交渉してきて…

インド 11月17日

5:30起床。寝が足りている時は、眠りが浅いせいか、なんだかやたらと夢を見る。しかも嫌な夢ばかりだ。ウンコ漏らしたりとか、バイト先で飯が炊けてないとか、正直寝覚めが悪い。 ここから先は、ネパールまでの行程となる。事前に打ち合わせたとおり、パトナ…

インド 11月16日 その2

インドのラッシーは美味い。チャイもいいが、特にラッシーが美味い。初日にデリーのラッシーコーナー*1で目にしたのは、浅くて一抱えはある鍋で、グツグツとヨーグルトが煮えている光景だった。 旅行中何杯もラッシーを飲んだが、あの夜ニューデリーで飲んだ…

インド 11月16日

8時過ぎに起床。本日の予定は、ブッダガヤー観光とバスチケットの取得。 チケット売り場に行くと、客がいない…だが、暇そうなインド人が5〜6人たむろしてクリケットを見ていた。ある宿のゲストノートにも書いてあったけど、暇そうなインド人集めて街の掃除で…

インド 11月15日 その3

帰ってからもダラダラ過ごして、日が落ちる頃にチベットレストランへ。仏教の聖地だからか、ブッダガヤーには各国の寺院が建てられている。 チベットも仏教の「国」なので、僧院を建て、多くの僧がいる。その関係か、チベット難民キャンプや、そのマーケット…

インド 11月15日 その2

ガイドブックによると、すぐ近くにブッダが、篤志家の娘・スジャータから乳粥の施しを受けた所があるというので、行ってみることに。 スジャータといえば、「スジャ〜タ〜、スジャ〜タ〜、白い広がり〜」のジングルで御馴染み、文化放送になくてはならないス…

インド 11月15日

8時半に起きたら、もう工事が始まっていた。…これは、もう本当に、宿を変えよう。 仏教聖地で、仏陀のお膝元といってもいいところなのに、葉っぱをの売買を持ちかけてくる奴がいて、少々驚いた。…まぁ需要があるから供給も存在するとは言え…。しかし、供給が…