ネパール 11月22日 その3

村から戻り、事務所に戻るとナリナさんから夕食のお誘いがあったので、これを受ける。
ベジチャーハンと、スプリングロール、モモと、それからトゥンバという粟のお酒が出てくる。
トゥンバは、粟を3週間くらい発酵させて作る酒で、竹のコップに実を詰めて、上からお湯を注ぎ、そのお湯(粟の実からアルコールが出てお酒になる)をストローで飲む、焼酎っぽい味のお酒。
アルコール20℃だそうで、シェルパが冬に飲むんだとか。
里子の村はタマン族が多く暮らし、彼女の祖父の代から、今の土地に移り住んできた。農地は、パタンやブンマティなどに住む地主のもので、作物を半分納めて耕作している。農作業のない秋から冬にかけて、村のレンガ工場で日雇いで働いて現金収入を得る。
家と畑と、学校、レンガ工場以外、何もない村。