インド 11月18日 その2

〜前回までのあらすじ〜


なんだかんだで、バスのチケットを交換してもらったのは良かったけど、ボールペンを対価として持って行かれました。





バスは、日本国内でも走っていそうな、古いけど大型のツアーバス
インドの交通事情は、日本国内で生きてきた人間にとっては相当新鮮だ。
インドの乗り物は、目一杯荷物と人を積む。人なんか、屋根にまで鈴生りになっている。交通法規もあって無きが如し。
信号がない、中央分離帯もない。バイクも、ノーヘル、三人乗りが当たり前。追い越しが基本だから、クラクションも鳴りっ放し。すれ違いも、道路が狭い場合、ギリギリの連続である。基本的に、譲り合いとかは無い。ただ、運転手達の技術にはなかなか目を見張るものがある。
「ぶつかる!?」とこっちが身構えても、数cmのスキマを縫ってすれ違うリクシャとリクシャ、リクシャと車、車と車、バスとバス。…おい、バス同士は止めとけ。
道路を牛が塞いで、交通渋滞なんて光景も日常茶飯事である。
バス発車までの待ち時間に、念願だった露店の果物を食べてみる。オレンジとリンゴを4〜5個見繕ってみた。オレンジはRs6。
リンゴはカスカスで空かしたが、オレンジは適度に酸味と甘みがあって美味しい。