もう大して祝われない

人生で何度目の、「新たな門出」なんでしょうかね。もういい加減モラトリアムから卒業しろ!お前は!
いやしかし真面目な話、今回の勉強に関しては、卒業&資格取得と就職がほぼイコールで結ばれている。これは物臭な自分にとってはデカい。齢29(卒業時の年齢)にしてようやく独立して真っ当な(この場合の真っ当ってのは、できるかできないかは別として、結婚して子供ができて、的な。要は一般的な家庭を形成する前提条件)人生のレールに乗れるわけだ。
論語に言う、「三十而立」。齢三十にして、ガンダム大地に立つ。
違う。ガンダム余計。





成り行きでとは言え、よく試験を通って入学できたものだ。大して(というかほぼ全く)勉強もしていなかったのに。
まさに入学式真っ最中の講堂で、何年かぶりの「カチッとした」空間に身を置きながら、「…なんで俺はここにいるんだろう」という不思議な感覚に囚われていた。…この感じは前にもあったな…と記憶を掘り返していたら、そうだ、インドに降り立った時に全く同じ、現実に俺はここにいるのに、どこか非現実的な移ろい…。



おい、しっかりしてくれ。




入学式は、講堂での式典の後教員を交えての集合写真撮影。クラスは40名。男性は俺を入れて6人。全体の年齢層はやや高めだと思う。
女子は流石に、集まると仲良くなる(そう見えるだけか)なるのが早い。
入学式の来賓祝辞では、「大変な難関を突破して…」という言葉が何度か聞かれたが、90数名の受験者に対して合格者33〜34名ならば合格率は約2.5倍で、難関と言うには少々躊躇われる数字ではなかろうか。と思っていたら、「合格率17.6倍」とか言う数字が飛び出してきて、これには全員の頭の上にでっかい?が点灯した。
それはねーよwwwwww
さて、授業は再来週から。来週はガイダンスやら健康診断やらオリエンテーションに終始する。





で、帰宅して飯食って昼寝してたら、御母堂様から「なんかデカい荷物が配達されてきたけど」というお言葉があり、夢現に応答して、起きてから確認してみたところ、これだけの分量の教科書が。

目録をもらってある程度は想像していたが、いざ手元に来てみるとなかなかヘヴィな奴らである。