K-1 JAPAN GP

格闘技

試験勉強をしながら、テレテレっと見ていた。
以下適当に感想。

前田は前回武蔵と当たった澤屋敷と同じ、チーム・ドラゴン所属。澤屋敷を真っ向からぶつけてしまった反省からか、前田憲作はヒット＆アウェイの戦術を徹底させた。
試合後に谷川が「武蔵は足を負傷していて、歩ける状態ではなかった」と言っていたが、その影響か武蔵は前田を追い切れない。
完全に蹴り負け、パンチ勝負では意地を見せたが作戦負け。
中迫が完全にロートルになり、堀啓がモタモタしている間に、これで澤屋敷、前田と、日本人の若手が二枚出てきた。戦績だけ見れば、手負いのバンナに勝った澤屋敷＞手負いの武蔵に勝った前田ということになるが…。
しかし１・２Rは足を使う、っつー戦法は３Rで爆発できないと、興行的にもかなり厳しい気が…。



テイシェイラは体は出来てるんだが、なんか戦い方に一貫性がないような気が。やっぱもう少しグローブマッチに慣れさせないと、本領発揮とは行かないか。
…というか、ダウンが結構微妙に見えたんだが…。




バンナは若干足を使うものの、ほぼ正面から攻略しようと…って、全然策を練れてない。
ローを多用しないバンナの戦い方から考えると(あと年齢とスタミナ)、シュルトの準備が出来てない序盤に、強引に懐に入り込んでパンチ勝負…まぁ、もう終わった話だし。



ガッチリガードを固めて蹴りを飛ばすグラウベに対し、「そんなすっとろいことやってんじゃねーよ！」とばかりのバダ・ハリが、パンチを畳み掛けてあっという間に勝負を決めた。
…おいおい、正直良い勝負になると思ってたのに…。次はモー辺りをぶつけるか。まだ今の段階でシュルトとやったら潰されそう。



前田は武蔵戦と同じ戦法。後半は打ち合いに行くが、判定3-0の完敗。前田もセコンドもポイント計算を間違った。いや、狙いはいいと思う。タイミングが合わなかっただけで。



  • 総評

興行の面白さも試合内容もMAXの方が上なので、ヘビー級に関しては「こんなもんか」という感じ。
前田は(作戦も含めて)実力があることを見せてくれたし、澤屋敷と切磋琢磨してGP本戦でも活躍できる強い選手になって欲しい。