吹っ飛んだ男。

いや、俺のことなんですけど。


土曜日に自転車で出勤したら、脇から出てきた高校生の自転車と、出会い頭に衝突した。
アッと思ってブレーキをかけるが、時既に遅し。
相手の前輪の横っ面に突っ込んで、クルリと空中を一回転し、ドスンと尻から着地した。
第一声は…。
「…おわ、ビックリしたぁ」
ビックリじゃねぇよ。
いや、自分のケガは全然大したことなく、相手も相手の自転車も無傷だったんだけど、自分の自転車のみ前輪がグニャリ。
即入院ということになりました。


で、それの修理のため、久しぶりに立川のナルシマフレンドを訪れる。
ここのお店は、いわゆるレース用の自転車なんかを扱っているお店で、ママチャリなんかは置いていない。ママチャリなんか修理すらしてくれない。
大会でも上位を狙える、サイクルレースの強豪チームを抱えている。


修理の見積もりを出してもらっている間、店内にズラリと並んだ自転車のフレームを物色する。どれも¥10万↑なんてのはザラで、高いものでカーボンナノチューブ製のフレームが一基約¥40万するハイクラスの一品もある。
店の端っこに、ピンクの可愛い塗装を施されたGHISALLOのG-1が置いてあった。

あー、乗りたい。ても俺が乗ったらキモいな、この色は。
ホイールでは、FULCRUM RACING ZEROが目を引いた。

真赤な塗装がカッコ良過ぎる。


就職してお金が入ったら、いつか自分でも良いパーツを選んで、長距離走行用の自転車を一台組んでみたいもんだ。



こういったものを乗りこなす人たちは、サイクリングロードを休日に流す人から、アマレースに出る人、峠を攻める人と様々なわけだが、この人たちにとって日本という国はさぞ走りにくいだろうなと思う。
そもそも、道路が自転車が走ることを見越して作られていない。
道路を寡占使用する車のドライバーの意識が低い。
これがサイクルレースの本場である欧州とかだったら、また違うんだろうけど。


現状自転車使うスポーツと言ったら「競輪」くらいしか思い浮かばない国では、まだまだロードタイプの自転車は「マニアのもの」でしかないんだろーなー。
まぁそんなこという俺は、レースとかにはあんまり興味がないんだが。長距離旅行かなー。
そういえば最近ニコニコで、うpすれば上位に食い込む動画がこちら。


現在リアルタイムで旅をしているやつが、(多少のタイムラグがあるとはいえ)その様を動画にしてアップし、ほぼタイムレスな反応を受け取っている。ブログであるとか、文章での発信なんかは今までもあったが、動画だぜ?動画。
すごい時代になったもんだ。
うp主には是非頑張って日本を一周してもらいたい。




…とかなんとか言いながら、↑のたわ言の裏付けを探しにネットをウロウロしていたら、まぁ日本全国あるわあるわ。自転車レースイベントが。
参加人数的には小規模なんだろうけど、こんなにあるとは思わなかった。侮ってました。
特にスゲーなと思ったのは、
http://www.geocities.co.jp/ajubrm/
40時間で600km走破とか、苦行過ぎる。時速15km換算といえば、結構な速度だ。いやこれホントに楽しいんだろうか?