Dynamite!! 〜勇気のチカラ2008〜

見ることは見ていた。一応下書きなんぞもしていたのだが、そのまま書く気がなくて放置。
3週間たってから漸く…なわけだが、今下書きを見てみたら書こうと思ってたカードの羅列がされているのみ。
今現在となっては、個々の印象も薄れているので、サクッと。
カード発表の時点では夢のあるカードが並んでいるわけでもなく、大晦日らしいお祭要素満載の大会、という印象だったが、それなりに波乱があったことで、結果的にとっても楽しめた。
特にK-1 vs DREAMのキック(結構乱暴にこう括ります)と総合の選手の戦い、具体的に挙げると、マヌーフ、ムサシ、オーフレイム、川尻の四人は、総合格闘技の選手でありながら、K-1ルールという相手の土俵に上がって、なお結果を出して見せた。
技術的に見るべきところがあろうがなかろうが、アップセットの連続に、そしてこの四試合全てがKO決着という結果にはボルテージが上がった。恐るべし、谷川黒魔術。
消化不良大王・武蔵を完膚なきまでに叩き伏せたムサシ、バダ・ハリのGPの反則に対する「ケジメ」(これ、テレビの実況もはっきり「制裁」と言っていたが、視聴者はともかく主催者側がこれを口にするのには違和感があった。しかも、別にアリスターとは特に因縁があるわけでも、例の反則に関係があるわけでもないし。)をきっちりと付けさせたオーフレイムは、いい仕事したよ。
川尻は良かった…とは思うが、それ以上に武田の痛々しさの方に目が行ってしまった。