過去の自分を見ているようで、顔を上げれない。聞こえない。聞きたくもない。そのボールは拾いたくない。手を伸ばせば届くけれど。 近くて遠いその人が、いとも簡単に手に入れるのを見て、平静を保ちつつ、羨望は尽きぬ。俺のものでもないくせに。そして同じ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。