Blood Alone

高野真之は同人誌で始めて知って、今回はその同人誌でやってたネタを電撃大王の連載でやったものの単行本化。
同人が、主人公であるミサキ(吸血鬼)とクロエ(特殊能力を持つ作家兼探偵)の関係を中心にした、いわば外伝的な話であるのに対して、こっちは逆にシリアス路線の本編的内容。
同人の方では余り語られていないが、
「ああ、ミサキって吸血鬼だったんだ…」
「クロエの職業って作家兼探偵だったんだ…(同人では作家描写はあるものの、探偵の方の描写がなく、それなりに不自由のない生活をしている割には収入源不詳、という不思議な存在に見えた)」
「サイノメって科学警察研究所の室長だったんだ…(同《略、職場の描写と「室長」とは呼ばれてた)」
とか、同人との違いを見つけるのが楽しかったり、目新しいキャラが出てるのに喜んだり。
つっても、同人のBAを買い出したのは6冊目から(そこからコミケ参加)なんですがね。
ああ、もう可愛いなぁミサキは!
とか、悶えてみる時間。あとヒグレ(吸血鬼)って男?だとしたら相当萎える。
話は、同人の方が萌えるし切ない。
あと6話の後半がほぼ同人でやったネタの焼き直しだったのはちょっとアレだ。

BLOOD ALONE 1 (電撃コミックス)

BLOOD ALONE 1 (電撃コミックス)

あ、BA連載する前にやってた、クロノヘイズは、一度も読んだことがありません。