絶対進化革命前夜 と バーチャルスター発生学

少女革命ウテナ 絶対進化革命前夜

「少女革命ウテナ」~バーチャルスター発生学

耽美つながりでついでに。持ってるのは2枚。地元のTSUTAYAに体内時計都市オルロイがあるのだが…書いたことだし、借りてみようか。
光宗信吉の音楽もさることながら、やはり強烈な印象を残すのはJ.A.シーザーの手がけた楽曲だろう。アニメ版・少女革命ウテナの持つ、耽美且つ倒錯的な世界に、更に必要以上の雰囲気を与えた。
また、EVAで伏線に次ぐ伏線と謎めいた雰囲気の虜になり、ジャンルと趣向は全く違うものの、伏線と謎という要素を更に濃く煮詰めて、大胆な演出を施した作品に痺れた、頭の悪い高校生を誑かせるのにピッタリだったのだ。これが。
今でも誑かされっぱなしな気もするが。
歌詞が、「哲学的存在　数属記述のグランギニョールの領域」なんて始められた日には、適性のある身が打ち震えても、そりゃ無理なかろう。