ラジオ

FMの方が音質が良いのは知っていたが、というお話。

家にTVが存在しないので、必然的にラジオを聴く割合が多くなる。
民放は騒々しいので、大抵はNHKラジオ。ただNHKも、8時過ぎるとあまり変わらないので、最近はNHKFMを良く聞く。BGMとしては最適だ。
NHKはAMとFMの放送を持っているので、時間帯によって同じニュースが流れていることがある。
お昼のニュースを、初めてNHKFMで聞いていたところ、山田敦子アナウンサーの声が澄んでいることに驚愕した。
今まで、FMのクリアな音質というのは、どうもあまり好きになれなかった。人には、他人と付き合うときの物理的且つ精神的な「距離」が存在していて、相手との親しさによって*1その距離は縮まるものだが、FMの「部屋の中で喋られているような存在感」がどうにも居心地が悪かった。AMの、籠もった音声の方が「ラジオ」という感じがして好きだったのだが、ここまで声が変わっているとは思わなかった。
山田敦子アナウンサー、そんなに可憐なお声とは知りませんでした。

*1:空気の読めないやつ、分かっててわざと近づくやつ、など強制的な場合もあるが