HELLSING
ふたばでたまにコラ画像を見かけて、少々気になっていたマンガ。例の「諸君、私は戦争が好きだ」の台詞が出てくるってことくらいしか予備知識はなかった。あとヒラコー頭おかしい。
ブックオフに1〜4巻だけ置いてあったので、インスピレーションに従って4巻から読んでみたら、それがまさしく「諸君、私は戦争が好きだ」が載ってる巻だった。
何この引きの強さ。
あらすじは、
人外の勢力を相手に古くから戦ってきた、大英帝国の王立国教騎士団、通称「ヘルシング(HELLSING)機関」。
局長であるインテグラ。その従僕・吸血鬼・アーカード。アーカードによって吸血鬼化された元警察官・セラスの3人は、再生者・武装神父・アンデルセンを擁したバチカンの教皇庁13課「イスカリオテ機関」、総統特秘を受けた不死者の軍隊「最後の大隊」と、ロンドンで、南米で、三つ巴の戦いを繰り広げる。
戦闘描写の壮絶さと、狂気に彩られた台詞回しは例を見ない。
多分にダークな雰囲気マンガだが、単行本1冊に付き必ず1回は力の抜けた場面があり、それがいい意味でカオスを増している。
個人的にキた台詞回しは、
1.「諸君、私は戦争が好きだ*1」
2.「ぶち殺すぞ人間(ヒューマン)」
3.「お嬢さん(フロイライン)、美しいお嬢さん(フロイライン)それは愚問というものだ」
しかし、ベルナトッドとセラスの関係が、いきなり過ぎてよく分からない。一緒に訓練したとか戦ったとかの描写がもっとあれば、すんなり納得できるんだが。最後のキス→ベルナトッドを吸って完全な吸血鬼化の流れがやや唐突な印象。
ヒラコーは、筋肉少女帯とか聞くのだろうか。時々雰囲気の似た台詞が出てきてニヤニヤしてしまう。
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*1:長いので以下略