焼き肉屋
同じくフリーター仲間だった人たちが、続々と去っていきます。
1コ上のN木さん。
温厚で眼鏡の似合う優男…だと思っていたら、実はバイト向けのキャラと素のキャラが大きく違うことをしったのは、ここ1年くらいだった。
父親が某スーパーのエラい人、お兄さんが同人作家*1、家族間の会話が皆無、という話を聞いたのも、俺が再びラストに入るようになったつい最近のこと。
いろいろ話を聞いてもらった、いい兄貴分でした。
上の妹の同学年のK泉君。
なんというか、頭が悪いというか頭が弱いというか、とにかく謎の思考回路の持ち主。場の空気は読めないわ頓珍漢な行動はするわ、気が弱いわ…と変な点しか羅列できないが、能天気キャラでいい意味でも悪い意味でもムードメーカーでした。
1コ下のI花君。
岩手山の沖縄人フェイスで、意外やスケボーを嗜む*2、バイト先の爆笑王。彼が俺の名を呼ぶたび、「一体何を話して笑わせてくれるんだろう」と常にwktkを提供し続けてくれた存在。
常にこちらの上を行く笑いのセンス、意外と黒い内面、と非常に面白いキャラクター。
ギャグとか笑い話の説明ほど興が冷めるものは無い上に、ほぼ内輪ネタなのだが、俺が彼の提供した笑いを忘れぬために。
- 腹痛
I花「今日本当に腹が痛くて…」
hage「なんかに当たったとか?」
I花「俺の腹の中で、黒くて長い耳が生えてて、スペード型の尻尾持ってるやつが、三叉の槍で『ケケケケー』って言いながら小突いてやがるんですよ」
- 塩ダレ
hage「うちの塩ダレって、本当に美味すぎるよなぁ。なんか悪いものが入ってるんだよ。それと引き換えにうまいんだよ」(面白いことを言ったつもり)
I花「ですねぇ」
hage「国が作ってるんだよ、国が」(面白いことを言ったつもり)
I花「多分あそこの公園の小屋の中で、でっかいツボで黒い帽子とマントの婆さんが、『ヒーッヒッヒ』って笑いながら、グツグツ煮込んでるんですよ」
- 指導
hage「ヤバい!チヂミが焦げた!」
I花「『焦げてんじゃねぇ!』って言ってやってください」
はい、俺しか面白くない。
というわけで、全従業員が10人を割りそうな今日この頃です。