インド 11月14日 その2

正午にブッダガヤー着。街の規模としては小さい。観光は明日にするとして、とりあえず今日の宿を決めねば。
ヴァラナシくらいからそうだったが、山田FBがどうやら俺に独り立ちを促そうとしているらしく、「お前が宿を決めろ」との命が。
…ククク、ガヤーでもオートリクシャを決めろといわれ…そして今宿までもか…。
いいだろう!やってやろうじゃあないか!




…どうやって決めよう。
後々から考えれば、旅の面倒ごとや負の感情の発露に関して、2人で行動している時は常に山田FBに任せていた。これでは彼もしんどいし、第一良い面も悪い面も含めて、俺が旅を楽しんでいない…と思ったのかどうかは分からないが、とにかく「まぁ何基準でもいいから決めなよ」と。
2軒ほど見て、最初に訪れたLaxmi(ラクシュミ)に決定。
経験不足も生来の性格のせいもあって、人の目がある所での振舞いは気を遣うし、疲れる。自分のプライドを守るために。
ちっちゃいねぇ、ちっちゃいちっちゃい。




17時40分くらいまで昼寝。山田FBは体調を崩したらしく、機嫌も今一つで、反応も悪い。
宿で工事をやっていて、ドリルで何かをぶっ壊している音が部屋まで響いてくる。…18時には終わるという話だったんだが、今現在もう22時近いんですが。
明日は宿を帰るか、と考える。
「ウルさい」とブツブツ言いながら舌打ちを連発していた山田FBだが、21時前には寝息を立てていた。案外太いな。