K-1や総合格闘技について回る、「恣意性」。

シュルト負けましたね。自分は飲み会で見られなかったけど。帰宅後、家族の感想を聞いた限りでは、「疑惑の判定」というわけでもなかったみたい。
なのだが、見えない道場本舗さんなんかでは、「興行ぐるみのシュルト降ろし=王者が強過ぎて面白くないから」という感じで、今回の試合を揶揄するエントリ、コメントがあった。
K-1が、いわゆる既存の格闘技から「格闘技」としてくくった場合に反発されるのは、興行優先で、客観的に見て公平性に疑問符がつくから、というところにあると思うが、さてどうか。
俺の判断としては、「試合の組み合わせやジャッジでややそういう傾向も見られるが、『明らかに恣意的』というほどではない」。
つまり、商業性と競技性が、比較的良いバランスで両立されているんじゃないかなぁ、と。
興行だけ考えられているのなら、シュルトを三度もGP王者にする必要性がない。もっと早い段階で終わらせて、もっとスリリングな試合をする人間を、それこそ「恣意的に」選んでも良かったわけだし。