ぶたさんと おさるさん の けんか

このエントリもとい、昔話を読むときは、以下の点に注意してほしい。

  • hagesanも、世間一般で言うところのいわゆる「オタク」である。
  • hagesanは、どちらかといえば、マンガオタクである。
  • hagesanは、基本的に人の趣味に対しては寛容(なつもり)。
  • hagesanは、オタクであることを(できるなら、なるべく)隠したい。

あるところに hagesan という かんごがくせい が いました。
そのひ hagesanは がっこうの ともだちと ごはんをたべた かえりでした。
9じ しゅっぱつの でんしゃに のるため hagesanは えきの ぷらっとふぉーむを てくてく あるいていました。


すると じぶんがいる ふぉーむの むかいがわ の ふぉーむに あまり みたことのない でんしゃが とまっています。
「めずらしい でんしゃ だなあ」
hagesanは そう おもい ながら なおも てくてく あるきました。
そして じぶんが いつも のる しゃりょうの いちまで きたとき だれかが さわいでいるのを ききました。
「さわがしい なあ」
hagesanは なんで そんなに さわがしいんだろう と ふしぎに おもって さわぎの するほうを みてみました。
すると ふぉーむの いっかくで おさるさん

と 
ぶたさん

が いなごのように あつまって けんかを しています。
おさるさんも ぶたさんも みんな かめらを もって みたこともない でんしゃ を しゃしんに とろうと している ようです。
おさるさんも ぶたさんも 「おれ だけが」 いいしゃしんを とりたくて けんかを しているのです。 
その どなりごえが とても うるさく また ほかの にんげんの おきゃくさんにまで おおごえで どなるさまが とても みにくいので にんげんは なにごとかと おもって けものの けんかを ながめて います。 
でも おさるさんも ぶたさんも けもの なので そんなこと ちっとも きに しません。 
おまわりさん まで でてきて じこが おきない ように ちゅういして います。 
でも おさるさんも ぶたさんも そんなこと ちっとも かんしゃして いません。
だって けだもの ですから。




「あれは 「鉄ちゃん」 だ」
と だれかが つぶやき ました。
(ち が う)
と hagesanは おもい ました。
(あれは テツブタ と テツザル だよ)
(ああ きもち わるい)
と hagesanは おもい ました。
よるの ぷらっとふぉーむは おさけの においも して その におい と けもの の さけび ごえで どうぶつえん の ようでした。
hagesanは、
(さすが はちおうじ だ な)
と おもい ながら いえに かえり ました。 


地元の駅で、久しぶりに戦慄するようなものを見た。前々から、一部鉄オタのマナーの悪さについて聞いてはいたが、八王子駅なんて、大して珍しい電車が走っているわけでもない。まさかこの目で見ることになるとは思わなかった。
とにかくみんな異常に殺気立っている。いや、本人達にその自覚はないのかもしれないが、殺気立っているように見える。
しまいには、ただ電車を待っているだけの一般客にまで罵声を浴びせかける始末。ついでに、それを諫める自治厨がいるが、こっちも口調がまんまチンピラなので、相手も言うことを聞く気配はない。
いいアングルについて争っているらしく、どっちが先に来たの、お前の方が遅く来たのと、譲り合いというか、謙譲の美徳というか、思いやりなんてカケラもないようである。久しぶりに吉野家コピペを思い出した。




「テメェがいると邪魔なんだよ!どけよ!」

「どいてくださいーい!!どいてくださーい!!!! どいオイ!!!!どけよ!!!!!!!
「フラッシュ焚くんじゃねーよ!!!!!!」
「いいですかぁ!?常識的に考えて、先に来た俺の方が…」



常識ってなんだろう。



性別は10割男。年齢層は比較的若め…いや、若過ぎる。どうみても中学生、高校1年くらいのヤツもいる。しかも、そいつらがまたいいカメラを持っている。金持ってるなー。
ガキにお金を与えちゃいけません。



  • 目糞が鼻糞を笑ってみる。

俺もジャンルが違うとはいえ、オタクの端くれである。容姿も冴えない、性格も明るいわけではない。一般の人が「オタク」に抱くネガティブなイメージを承知で、趣味と社会的な生きやすさのバランスを取ってきたつもりだ。
コミケや、その他マイナージャンルの同人誌即売会にも何度も行った。だが、姿形は似通えど、その手のオタク達はもっと整然としていたし、場が険悪にならない程度には常識(マナー)も備えていた。まさしく、「訓練されたオタク」である。
しかも、彼らは「同人誌即売会」という、一般人の排除された、純度99%以上の「内輪の空間」において、その紳士っぷりを発揮するのである。まぁ、そういう場であろうが、常識に沿って行動するのが「社会における『人間』」の、当然の立ち居振る舞いなわけだが…。
鉄オタが、ここまで民度の低い連中だとは思ってもみなかった。鉄オタだけの、『蜜溢るる約束の地』での出来事ではない。一般人の見ている、「公共の場」において、オタク同士がビーバップハイスクールばりの小競り合いを繰り返しているのだ。
鉄オタには、もっと訓練が必要なようである。少なくとも、『駅のプラットフォームで一般の乗客に迷惑をかけないようにする』くらいの、小学生でも分かるような常識が身に付くくらいまでは。


  • 管理せよ!

JRも、傾向として「この列車がなくなるとき」「こんなイベントがあるとき」は鉄オタが集まるのが分かっているはず(今回も警察が出てきてたし)なのだから、もっとあの獣を隔離して、例えば各地で入場料取って撮影会をやるとか、コントロールできないもんかなと思う。