メロコアだのインディーズだのと私 その2

試聴機でいろいろ聞いた記憶はあるのだが、現在まで追っかけているバンドというのは結構少ない。
ラーメン屋やカレー屋などの飲食店でも同じ傾向があるが、「食べ歩き食べ歩き」と言っていても、最初に回った数件の中にお気に入りが2〜3店舗できれば、それで案外満足してしまうものなのだと思う。




現在まで聞いているものの一つが、ELLE GARDEN。現在はすっかりメジャーバンドになった感がある。
興味を引いたのは、当時ドツボにはまっていたBUMP OF CHICKENの影響で、「歌というものには、明確な物語がなければ!」と思っていたからで、初めて聞いたエルレのアルバムに、またそういう曲があったのよ。指輪とか、サンタクロースとか。

DON’T TRUST ANYONE BUT US

DON’T TRUST ANYONE BUT US

BRING YOUR BOARD!!

BRING YOUR BOARD!!

Pepperoni Quattro

Pepperoni Quattro

RIOT ON THE GRILL

RIOT ON THE GRILL

ELEVEN FIRE CRACKERS

ELEVEN FIRE CRACKERS

ELLEGARDEN

ELLEGARDEN

My Own Destruction

My Own Destruction


エルレの魅力も、やはり基本は疾走感、そしてVo細美さんの歌声。艶っぽくていい声を出す。あと発音が洋楽に近いってのもある。
英語歌詞の多いエルレだが、1アルバム中に必ず2曲程度入っている日本語歌詞の曲は、たまにハッとするほどいいメロディとリリックで、下手な英語歌詞の局より耳に残る場合が多い。
メロディに関して言えば、エルレのそれは、万人に受け入れられるカッコ良さで作られているなあと思う。巧い例えは思い付かないが、洋楽「パンク」の持つスタイリッシュな部分が構成の主になっているというか。
一番良く聞くのは「stupid」で、あの大勢で朗らかに合唱できる感じが好き。





スタイリッシュなエルレに対して*1、どちらかと言うと泥臭くて、歌謡曲や演歌のようなロックで勝負するのがHAWAIIAN6。カッコいいとは思うんだけど、垢抜けたカッコ良さとなるとエルレなんだよなぁ。どっちも好きですが。
最近ピザオブデスから独立して、オリジナルのインディペンデントレーベルを立ち上げたそうで。
これも知ったのは、スプリットアルバムから。もう一方のBranchとか、全然合わなかったから追っかけもしなかったけど、どうなったのか知らん。

Word

Word

FANTASY

FANTASY

SOULS

SOULS

ACROSS THE ENDING

ACROSS THE ENDING

BEGINNINGS

BEGINNINGS

最初の頃は、歌唱力も演奏技術も「どうしようこれ…」レベルだったのが、SOULSで、特に曲に関しては素晴らしく進化した。
歌に関しては…まぁ味だと思えば、これはこれで。
一番好きなのは「The Black Crows Lullaby」。歌い出しから終わりまで、美しくまとまった1曲。





エルレと同じく、垢抜けたカッコ良さを持っていたのがDOPING PANDA。過去形なのは、今は全然聞いてないから。デビュー当時は割と軽めのロックだったのだが、暫くブランクを置いて聴いたら、いつの間にかクラブミュージック寄りにシフトチェンジしてた。こうなると、もう俺に会わない。残念。

PINK PaNK

PINK PaNK

Performation

Performation

特にPINK PANKの方が、小品ながらノリが良く、上手にまとまっている感じ。一番聞くのは「Don’t stop your melodies」かなあ。歌い易いメロディが好き。
ドーパンも、Vo古川さんの声がいい。

*1:多分同じ土俵には立ってないけど