インド 11月13日 その2

ボートに乗り終わり、ヴァラナシ側に帰ってくると、山田FBが乗船前の交渉で決めた料金のほかに、更に20ルピー渡していた太っ腹。
ここからは別行動なので、俺は1人でサールナートヘ。頑張って値段交渉して、駅までリクシャ。
駅からバスタスタンドまで少し離れているので、駅前でリクシャを降りて、そこから少し歩く。
バスのたくさん停まっている、バススタンドらしきところに到着…なのだが、どれがサールナート行きなのだか分からない。
えーと、えーと。
バススタンドの事務所らしきところへ向かい、「I want go サールナート」ぐらいのレベルの英語で、どのバスがサールナート行きなのかを尋ねる。
スタンドのおっさん達がペラペラ喋ってる感じと、通りの向こうを指差したのを見て、まだどの辺りで待っていればいいのか良く分かってなかったが、愛想笑いを残して通りの反対側へ。
バスは次々通り過ぎ、目の前で車掌が、バス待ちの人々に、自分の乗っているバスの行き先を連呼する。
1台、2台…。「サールナート」という単語は聞かれない。そもそも、ここに本当にバスが来るのか?ヴァラナシの道端で、一人当てもなく立ち尽くし坊主。頼みの山田FBもいないし。
仕方ないので、30分くらい道端でウロウロし続けていると、通りの向こうから1台のバスが。