メロコアだのインディーズだのと私 その3

で、S★Creatersの流れを受けて、現在も聞いているのがLAST ALLIANCE
安斎さんの声が健在なのは非常に嬉しい。エルレほどスタイリッシュじゃないけど、ハワイアン6よりは泥臭くない感じ。ちょうどいいポップさとロックさだと思う。
前回ニューアルバムの感想を書いたけど、その後ヘビロテになっております。どっかのレビューで「スルメ盤」て書いてあったけど、まさにその通り。や、ちゃんと聞き込むと何度でも聞き返したくなる中毒性がある。

Me and Your Borderline

Me and Your Borderline

曲順バラバラにしてiポにぶち込んであるので、それの順で。

  • Break a mirror

唯一、最初から最後まで突っ走ってる曲。ラスアラの真骨頂は、やっぱりこういう疾走感溢れる曲だと思うわけで。タイトル通りの「疾走」よりは、よっぽど疾走してる曲じゃないか。というか、桜蘭坂高校ホスト部のEDになったんだっけ、疾走は。そんなにいい曲だとは全然思わないんだが。
冒頭の「不落のシステム、腐り果てたジャーーーーーースティス」って、安斎節全開の歌い方が心地良い。最初に何度も聞き返したナンバー。

  • SPIRAL WORLDとプロメテウス

初期ヘビロテがこの三曲。とにかくメロディの勢いが良いやつ。共通するのは、出だしのメロディがカッコ良過ぎること。「次の聞こうかな…」と思っても、ギターの唸りを聴いた途端に、その気をなくさせるパワーを持っている。

コーラス部分と高音部で、安斎さんの声の魅力が爆発する曲。いやホントに高い声に関しては、ゾクゾクするような艶がある。少しメロウな曲調が泣かせる。

  • 浄化

今一番のヘビロテ。サビとそれ以外の部分のメロディの対比がハッキリしていて、サビの部分の盛り上がりが映える。一番大声出して歌いたい。というか、ドライブの時には大声で歌ってます。詞も良い。
「星を見上げる目を失い、愛を述べる言葉を失い、風を聞く耳を失い、自我のコントロールを失うとき」この部分が。この部分が!

その前の二つのアルバムに関しては、

UNDERGROUND BLUE

UNDERGROUND BLUE

なんというか、ポップにすごく振れてみました、という感じのアルバム。iチュンでも、ジャンル表示が「pop」だし。
疾走感のある曲も、どことなく走り切れていないというか、中途半端な印象。時空Tripとか、置き去りエースとか、ちょっと暗めのゆったりした曲の方が、逆に好みに合った。




TEARS LIBRARY

TEARS LIBRARY

エスクリ解散後、初のアルバム。期待に違わぬ出来で、当時はMDだったが聴きまくった記憶がある。
当時は大学3年生で、幹部になる前に特別にしごかれた、北海道での合宿があった。暇を見つけては聞いた。
プラネタリウム、Sky Is Crying、See You Again、は特にヘビロテした。メロディと詞の噛み合わせが凄く良い。ガッチリ歯車があっていて、とても歌いやすい、というイメージ。