次世代規格への移行はメーカーの独り相撲

必ずしも、全部が全部そうってわけでもないと思うが。
PS3のこととか、ブルーレイディスクのこととか、ブラビアのこととか…あれ?全部ソニー系列?
ってことでもなく。
現在次世代規格への移行が進んでますね。
アナログ放送から、デジタル放送へ。DVDから、HDDVDやブルーレイディスクへ。ただの薄型TVから、フルハイビジョン搭載薄型TVへ。PS2から、WiiやPS3へ。
メーカーは行け行けドンドンで、必死こいて新型を投入したり、これでもかというくらいCMを流しまくったりしているけれど、実際それに乗って移行している人ってそんなに多くないんじゃね?という疑問。笛吹けども踊らずというか。
まぁ、ただの個人的印象(しかも確実に世間の進み方から若干の遅れがある家の人間だし)で話してるんで、実際数字を見たなら、既に世間の過半数が次世代規格に移行してたらどうしよう。





明確な取り決めはないにしても、こういうのって、メーカー各社の暗黙の了解で進められていると思うわけですよ。三位一体揃って、次の段階に進みましょうね、と。
だがそもそも、DVDレコーダーですら家庭への普及率が、ビデオデッキほどじゃないと思うんだけど。そんな状況で、「さぁ、更に次の段階へ!」って言われても、メーカーが色をなして喧伝するほど、移行によって享受できる利益に魅力がないんではないか。
それより、現行のものがもっとコストダウンして、皆が手に入れられるようにする。既存の製品をもっと改良して、皆が便利なようにする。こっちの方が、ユーザーにとってはとってもありがたいと思うんだけどねー。
ということを、8mmビデオをデジタル化しようとして考えた。あ、そう言えば俺の周りにDVDレコーダーとか持ってる人っていないな、と。所持してるかどうか、聞いたことのない人もいるけど。
何年か先に完全に普及した後になれば、そうなることが必然だったと思うのかもしれないけれど、転換期にいる身としては、「今現在さして必要でもないことを、必死こいて薦められている」ように感じて、「そんな思い通りに行くわけねぇだろ!(PS3のこととか)」と言ってみたかったのです。