毎度恒例社会派気取り「現代社会の抱える病理といえるものの根幹は、すべからく」

ちと思いついたのでメモ程度に。
昨今言われる、現代社会特有の問題。何がどれがと言うのも面倒だが、まぁ要はいじめとか、利益主義とか、個人主義とか、地域社会の崩壊、とか?いや、分かりやすく思い浮かんだのが、これらと古館の顔だった俺は、報道ステーションも比較的よく見てるのでね、と。





色々原因が論じられるものの、思うに、根本の理由ってのは、そんなに苦労しなくても食べられるようになったからじゃないか。
そこまで天候に左右されないから、祭祀の意味が薄れる。それを精神的支柱として、自然発生的に現れ、固定化された共同体の繋がりは途切れる。
結婚に、(あくまで、その側面から見た場合の話で。)生活安定上の意義が無くなり、各個人の孤立化が(これも至極自然に)起こる。
それが進んでいくと、共同体で行われていた経験則の蓄積は無くなり、最大公約数の了解で行使されるルールも曖昧になる。





群れて生きる必要が無くなったからこそ発生し、進行していく事態と、そこから現れてくる表象の出来事。それに対応し、今までの、例えば祭祀であったり共同体であったりする、精神的支柱、あるいは生存に必要な「モノ」を、我々は手に入れるに至っていない。
で、じゃあこの先その代替物が出てくるかって言うと、そんなの分からん。何の根拠も無い予想だが、多分出てこない。擬似的な代替物(それが何かも分からん)は出てくるかもしれないが、多分完璧に上手く行かない。
そして、そんなものが出て来る前に、もう一度振り出しに戻って、今現在よりグッチャグチャになっていく…戯言終了。