このめがね、高いんですよ。

夜勤明けの夜や、夜更かしをした夜、「ああ、もうだめだ、寝よう」と思って布団に転がると、そのままメガネを外し忘れて寝てしまうことがある。
で、そんなときには大抵朝起きてから、枕元を探り、そこには当たり前ながら手応えはなく。

「めがね、めがね…」





いつもはベッドの下に落ちていたり、タオルケットに絡まれていたりするのだが、その日は心当たりを探してもなかなか発見できない。裸眼で探しているから、当然発見率も低くなる。見、見えねぇ…。
ついでに部屋がグチャグチャに散らかっていて…あぁ、この辺の本邪魔だな…。
またこういう日に限って、一限がレポート提出期限だったりするから、タイミングが良いと言うか悪いと言うか。
なんとか一組だけ残っていた使い捨てコンタクトで急場を凌ぎ、帰宅してベッド下の本棚の裏を探したからあったわけです。やれやれ。
久しぶりにコンタクトをすると毎回思うのだけれど、視力が良いってのは本当にストレスがないなぁ。
めがね歴17年ともなれば、もう既に体の一部と言っても良いのだが、それでもたまに、ズレためがねを直す時とか、寝る直前にベッドを見上げた時とか、めがねの重さを再認識してグッタリすることもあるわけです。
視界の広さ、キレイさに関しても、コンタクトに軍配が上がる。(後者はレンズをこまめに拭いてキレイにしとけばいい話だが)視覚対象物が縮小されないのも良い。




というわけで、近々ハードコンタクトでも買いに行こうかと思う。
…手入れの点で、早々に投げ出しそうな気がしないでもないが…。