変な間

ブログ更新において変な「間」が空くことの意味は、まぁ本当に忙しいか、精神的に落ちているかのどっちかしか理由がないわけで、特に後者の場合、今まで何度となく「こんなんじゃダメだなぁ」と思っている部分がまーたぶり返していることが多い。
多いというか、ほとんどだ。
なかなか変わらんよなー、とは思うが、結局のところ「そのまま」なのは、要するに変える気がないからで、繰り返しおんなじような苦々しさを振りまくことになる。自分にも周囲にも。
ここ最近感じるのは、「あー、今まであんまりストレスを感じずに生きてこれたのって、人間関係の面倒な部分(恋愛含む)やトラブル、だけじゃなく、根本的に人間関係を面倒がって避けてきたからだなー」ということで。
ここまでの人生で唯一積極的に関わった、大学時代の部活動は、その点「後輩」「同期」「先輩」「役職」というキャラクターに乗っかっていれば、自分が無理をしなくても、なんとなく上手いこと回っていくようにできており、勢い部活関係は比較的良好だったものの、ひょいと目を転じて、学部学科に友人が一人もいないという状況を省みれば、根本的な部分は一切変わらずに、大学時代からここまで来てしまったことになる。




看護学校の一年目が、そろそろ締めに入るという時期になって、なんだかクラスの行事に関わる機会が増えた。
今現在そのとりまとめをやっているのだが、「あー、やんなきゃ良かった」と思う。
心が決まったときに書こうと思うが、実習中のグループリーダーになった時も、それはひどい状況だった。その時は、「グループ内に不穏分子がいたから」という言い訳がある程度は効いたが、今回は自分に好意的な面子で固めた上での有様だから、ちょっと言い訳のしようがない。
ただ、これは対人関係のスキルというよりは、覚悟というか、自分のちょっとした心構えの問題だとも思う。要は、下らんところで自分を守るのを止めればいい話なんだが。



さて、とはいえ看護師が「対人関係はちょっと…」とか言ってるわけにもいかんのである。
患者とは常に一対一で、人間対人間として付き合わなければならない。今まで逃げ回ってきた人間関係が、ここで一気に宿便のように、目の前にこんもりと盛り上がっている。ウンコを食おうがまみれようが、今の状況はその中で足掻くしかない。だって、そういう道を選択したんだから。

「看護師は患者に共感し、皮膚の内側に入り込まなければならない。そうすれば、時には患者自身でさえ気付いていない兆候さえも、看護師は気付く」

いや、まるで仙人のような能力だが、能力を高めていけば看護師はここまでの存在に至るらしい。
そしてそうなるには、今まで避け続けて未発達だった人間関係のスキルを伸ばして、あるいはそうならないまでも他の能力でカバーできるようにしなければ。
日々の業務をこなすだけで、怠惰な仕事に終始しても、ミスさえしなければ、物事はなんだかんだで勤まるものだが、俺自身はまだそうなりたくないし、自分自身が良い看護師になれるとまだ信じているから。
またそう信じなければ、やってられない。
別にウンコにまみれる必要も、泥にまみれる必要も、本当はそんなにないんだろうと思う。ただ、少しだけ自分の独りよがりをなくしてみれば。
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